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『母の日という機会を生かして』

                                  ペンネーム:ポアソンアムール

 私は、多くの人と違って小学4年生から寮生活をしていたので、母に会える5月ごろの保護者会には自然と何かプレゼントを用意していたものでした。

 エプロンや鍋つかみなどを、限られたお小遣いの中で選んでいました。母に渡すと、とても喜んで持って帰ってくれました。夏休みに帰省し、台所に行くとプレゼントした鍋つかみが見当たりません。「この前プレゼントした鍋つかみどうしたの?」と聞くと、「せっかくもらったのに使ったらもったいないから、大事に押入れにしまってあるよ」と。「せっかくプレゼントしたんだから使ってよ」と言いながらも、そんなに喜んでもらえてよかったと、思ったものでした。

挿画1 大学のころはバイトの帰りにケーキを買って帰ると、ケーキ好きの母は子供のように喜んでくれました。後で、月に一度の短歌会をしている父に、その様子を歌の題材にされていました(笑)

 特にプレゼントを渡さなくても、感謝の気持ちが伝わればいいと思いますね。肩を揉んだり、ご飯を作ったり、一緒においしいものを食べに行ったり、時には旅行に行ったり。

 親元から離れて暮らしてみると、母親のありがたみがよく分かると思います。洗濯、掃除、料理…。一人分だけでも結構な時間と体力を使います。

 今、母のためにできる時にしておかないと、いつか後悔すると思って、私は自分自身に言い聞かせています。

 「いつやるの?」「今でしょ!」です。『母の日』も!!

 

  
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