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 現代は、多様化する情報に惑わされ、ともすると自己を見失う状況にあります。こころと体に関する悩みや心配も、そんな自己表現のゆとりがないところから起こることは少なくありません。自分の目の前に起こってきたことを、自己表現の素材としてとらえて工夫ができるようになれば、あなたの毎日はきっと変わってくるはずです。


 「愛のコミュニケーション」講座 (第9話)

ハッピーおじさん

ハッピーおじさん:臨床心理士。 大学教授。
         長年にわたって医療の現場でカウンセリングを実践。
         「ハッピーおじさん」との会話の中で、相談者はいろんな発見を…
         そして、いつのまにか抱えていた問題がスッキリ!
         こころがハッピーになっている…ちょっと不思議なおじさんです。

 エミは、母親と二人暮らしで、とても仲の良い親子で知られていました。高校3年生になった時から祖母が同居し、3人家族になりました。同居して3か月、最近何か気分がすぐれません。エミの様子を心配した母親の薦めで、ハッピーおじさんを訪ねています。

ハッピーおじさん相談室

 

挿画1 エミは、自分の気分がどうすぐれないのかを話せないでいました。
 ハッピーおじさんは、最近の出来事について聞いてくれました。やがて、3か月前に祖母が同居したことに触れました。
 ある朝のことです。偶然三人が一緒に洗面をすることになり、ほんの一瞬、母親と祖母とどちらに先に声掛けをしたらよいか戸惑ったのです。実は祖母が同居してからずっとあった戸惑いでした。
 気兼ねのない3人のはずが、話をしているうちに気兼ねをしていた自分に気付き、「どっちだっていいんだ」という気になれたようです。


 ハッピーおじさんに話をするうちに、エミは母親のことも祖母のことも大好きな自分の気持ちを確認でき、意外と気兼ねをする自分を「ちょっとカワイイかも」と感じられたようです。

 “人は人を通して人になる”と言われます。祖母との同居はエミを少し大人にしてくれたようです。

  
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